セスナが欲しい!必要資格と維持費用・レンタルや共同購入・価格

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セスナは航空ファンの憧れ!自家用小型軽飛行機の代表「セスナ」をご紹介

セスナという響きは一定の世代以上の方にとって非常に魅力的なものだといえます。誰しもが持っている「大空を自由に飛び回る夢」を実現できるツールとして昭和の日本の自家用機としてセスナ機は長年航空ファンの心を鷲掴みにしてきたといえるでしょう。

近年では耳にする機会が少なくなってしまったセスナですが、現在でも十分に魅力的なコンテンツとして根強い支持を受けています。今回は「自家用小型軽飛行機の代表」ともいえるセスナにスポットライトをあてて紹介します。

 

セスナは世界3大軽飛行機メーカー!セスナが歩んできた歴史

出典:https://www.photo-ac.com/

自家用飛行機の代名詞として昭和の日本で親しまれていたセスナは、正式名称をCessnaAircraftCompany(セスナ・エアクラフト・カンパニー)というアメリカの軽飛行機メーカーの1つです。ビーチクラフトやパイパー・エアクラフトと並ぶ軽飛行機のメーカーで、世界3大メーカーとして知られています。小型単発機を多く生産したことから、日本では軽飛行機の代名詞となっているといえるでしょう。

数多くの戦闘機を出荷した第二次世界大戦…軍事産業として成長したセスナ社

1927年に設立したセスナ社は紆余曲折を経て1934年に現在の経営体制を確立します。1939年に開戦した「第二次世界大戦」の影響を避けることはできず、1940~1944年はアメリカの空軍の練習機であるAT-17ボブキャットの生産を行い、5,400機を出荷しました。

1960年代初頭東南アジアを舞台に繰り広げられた共産と反共産の戦場にアメリカが参戦した際にもセスナ社は小型ジェット機をベースに改良した戦闘機を投入しています。ドラゴンフライ(DragonFly:とんぼ)の愛称で呼ばれたこの機は、15カ国で採用されるヒット作となりました。

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セスナが小型軽飛行機の代名詞となった大ヒット商品とは?

出典:https://www.pexels.com/

1956年にリリースされたセスナ172は世界的な大ヒット作となり、小型軽飛行機のベストセラーといえるほど売れました。このセスナ172の大ヒットの影響から日本国内での小型軽飛行機の代名詞がセスナとなったといえるでしょう。ベストセラー機セスナ172(Cessna172)とは?1956年のリリースから60年を経過しようとする現在でも生産され続け、累計生産数は45,000に達する世界で最も生産されている機体だといえます。

セスナ社では第二次大戦後の開発モデルを数字3桁のモデルナンバーで表すようになり、172モデルの改良版はモデルナンバーの後に付けられるアルファベットで表します。1998年リリースの現行モデルは172Sとなっているので、19度のマイナーチェンジが行われたことが伺えます。

セスナ172がロングセラー!歴代セスナ172(Cessna172)のスペックをご紹介

世界的なロングセラーとなったセスナ172の年代別スペックを簡単に紹介します。1970年代以降は搭載エンジンがめまぐるしく変わるのが注目すべき点だといえます。

セスナ172(1956~1960年)~172H(1967~1968年)

セスナ社が毎年新型機をリリースしていた1960年代の8モデルが該当します。

搭載エンジン:コンチネンタル社製O-300

水平対向6気筒空冷エンジン出力:145hp/108kW

最高速度:130mph(209km/h)

 

セスナ172D(1963~1964年)パワーマチック

標準モデル以外に投入された高性能モデルです。

搭載エンジン:コンチネンタル社製GO-300E

水平対向6気筒空冷エンジン出力:175hp/130kW

最高速度:141mph(217km/h)

 

セスナ172I(1968~1969年)~172M(1974~1977年)

1970年代の6モデルが該当しますが、172Jモデルはリリースされることがなかったモデルナンバーだけが残る幻のモデルです。

搭載エンジン:ライカミング社製O-320-E2D

出力:150hp(112kW)

最高速度:131mph(211km/h)

 

セスナ172N(1977~1980年)

スカイホークNやスカイホーク100の愛称で呼ばれました。

搭載エンジン:ライカミングO-320-H2AD

出力:160hp(119kW)

最高速度:138mph(222km/h)

 

セスナ172P(1981~1986年)

モデルナンバーだけで製造に至らなかった172Oの変わりにリリースされたモデルです。

搭載エンジン:ライカミングO-320-D2J

出力:160hp(119kW)

最高速度:138mph(222km/h)

 

セスナ172Qカットラス(1983~1986年)

搭載エンジン:ライカミングO-360-A4N

出力:180hp(134kW)

最高速度:140mph(226km/h)

 

セスナ172R(1997~1998年)

搭載エンジン:ライカミングIO-360-L2A

出力:160hp(119kW)

最高速度:140mph(226km/h)

 

セスナ172RGカットラス(1979~1985年)

搭載エンジン:ライカミングO-360-F1A6

出力:180hp(134kW)

最高速度:161mph(259km/h)

 

セスナ172S(1998~現行機)

搭載エンジン:ライカミングIO-360-L2A

出力:180hp(134kW)

最高速度:143mph(230km/h)

 

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セスナ機の操縦に必要な資格と取得費用とは?

出典:https://unsplash.com/

趣味で「セスナ機に乗って大空を飛び回る!」なんて素敵ですね。セスナ機を操縦するためにはまず「自家用操縦士免許」が必要になります。商用や旅客などの機体を操縦することはできませんが、趣味で楽しむ自家用機の機長として操縦かんを操ることができる免許です。

自家用操縦士免許は日本国内で取得する方法と、国外で取得したあとで日本国内の免許に書き換える方法が有ります。日本国内で自家用操縦士免許を取得する場合は、坐学での工学、法規、航法、気象、通信の学科を受験し合格する必要があります。学科試験以外にも必要とされる次の実技のカリキュラムを終了させる必要があります。

・総飛行時間:40時間以上

・単独飛行時間:10時間以上

・野外飛行:5時間以上(総飛行距離270Km以上で途中2回以上の離着陸を行い、1回以上の単独飛行を含む)

・同乗教育飛行:20時間以上(夜間の離着陸、野外飛行を含む)

これらのカリキュラムを消化すれば自家用操縦士免許試験を受けることが可能になります。実際に自分で操縦するためには、自家用操縦士免許以外にも年に1回以上、「第2種航空身体検査」の受診が必要となります。さらに操縦中は無線を使用しますので「航空特殊無線技士」の資格も必要となります。

セスナ機の操縦に必要な自家用操縦士免許の学科と実技の試験をクリアするまでに必要な金額は?

自家用操縦士免許を取得する場合アメリカで取得する人が多いのが事実です。日本国内で受ける授業は日本語で進められますが、アメリカでは英語で進められます。「命に関わる大切な授業をなぜ英語で受けるのか?」と疑問に思う方も少なくないと思いますが、実はコストの面でアメリカで取得するのが非常に有利だといえます。

日本国内で自家用操縦士免許取得にチャレンジした場合、教習機を1時間飛ばすのに5万円ほどかかりますが、アメリカでは1.5万円程で飛ばすことができます。このような経費の違いから、渡航費や滞在費を含めたトータルコストが250~300万円程度で収まるアメリカでの自家用操縦士免許取得に人気が集まっています。

日本の受験希望者にアメリカで教習を行い、自家用操縦士免許を取得させるシステムの「飛行機免許教習所」のサービスを行っている企業(ONOAVIATION)などもあり、システム化が進んでいるために合格率も高いようです。免許取得に要する期間は約2ヶ月が目安となっています。

 

セスナを手に入れたい!安すぎても不安?セスナ機の購入方法や価格は?

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セスナ機の値段は一体どれくらいなのでしょうか?また、どのようにすれば購入できるのでしょうか?

セスナ機は自動車の購入方法とは違い、ディーラーや中古セスナ販売店を目かけることはまずないといえます。

セスナ機を取扱う業者の中古機相場を見てみると、1970年後半~1980年代前半の機体価格が500~700万円ほどの値段で売りに出ています。2000年代の高年式機の価格になると2,000万円程度の金額が必要な値段です。安い価格に惹かれて低年式過ぎる機体を購入しても、常に故障などの不安が付きまとうかもしれません。

最近のセスナ機は決して安い値段ではありませんが、価格だけで判断するのは避けた方がいいでしょう。機体の値段だけでなく、燃費、維持費も考慮が必要です。

 

セスナ機を保管するには専門の格納庫が必要!セスナの保管場所や維持費用をご紹介

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自宅のガレージに駐機しておくわけにも行きませんので、空港や専門の格納庫に駐機する必要がありますし、フライトの前後に必要なメンテナンスコストや保険料も必要になます。年間100時間の飛行を前提としたセスナ172の維持費用を紹介します。

・整備管理作業費(飛行時間、書類管理):20,000円/月(年間240,000円)

・整備作業費(50時間点検):84,000円/回(年間84,000円)

・滞空検査費(1回/年、100時間点検含む):650,000円/回(年間650,000円)

・無線検査費:200,000円/回(年間200,000円)・格納費:150,000/月(年間1,800,000円)

・保険料(搭乗者1名、第三者賠償限度5億円):(年間500,000円)

・燃料、オイル代:8,000円/時間(年間800,000円)

となり合計で4,274,000円の維持費用が必要となります。

さらにこれ以外にも万が一トラブルが発生し、リカバリーサポートが必要となる場合には、維持費の他に以下の費用が発生します。

・定期点検以外の点検作業費:6,000円/時間

・出張整備費:42,000円/日(整備士1名あたり)

・宿泊費:15,000円/日(スタッフ1名あたり)

・部品代、材料費:(要見積)

・各種申請印紙代:(実費請求)

・旅費、交通費:(実費請求)

やはり自家用セスナを所有するには、高額な維持費が必要となるのが現実だといえるでしょう。

セスナ機の購入はハードルが高いけど、やっぱり操縦したい!!レンタルセスナを利用する方法とは?

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自家用セスナ機を所有することは難しいけれど「どうしても自分で操縦桿を握って空を飛びたい!」という方にはレンタルという方法がありますので、こちらを利用するというのはいかがでしょう。シェアリングカルチャーが普及する現代ならではの、賢いセスナライフへの道がレンタルセスナだといえるでしょう。

こちらも年間100時間のフライトを前提に計算してみると、プライベートセスナを所有する場合との差額が判りやすいので、年間100時間の条件で金額を表示します。

・レンタル料金:42,000円/時間(年間4,200,000円)

となりプライベートセスナを所有するのと同等になりますが、飛行クラブによっては割引サービスがあります。例えば「えいと飛行クラブ(」の場合は

・通常料金:42,000円/時間(年間4,200,000円)

・20時間の一括購入:40,000円/時間(年間4,000,000円)

・30時間の一括購入:39,000円/時間(年間3,900,000円)

・40時間の一括購入:38,000円/時間(年間3,800,000円)

・50時間の一括購入:37,000円/時間(年間3,700,000円)

と最大で年間50万円もお得に飛行することができます。

年間100時間のフライトは、ほぼ毎週2時間のフライトに相当します。季節や天候でフライトスケジュールを立てるのも楽しそうですね。レンタルセスナを利用すれば、メンテナンスの必要もなく大きな出費もかからずにお得にセスナを楽しめるといえるでしょう。

 

セスナは男のロマン…レンタルセスナや友人との共同所有で大空を翔けてみては?

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男のロマンともいえる大空を翔る夢「自家用軽飛行機セスナ」を紹介してきました。飛行クラブに入会してレンタルセスナで飛ぶのが最も現実的な気もしますが、何人かの友人と共同所有することで、実際にセスナを所有している人もいます。あなたも空を翔る夢のために一歩前進してみませんか?

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