2019年ベスト・ファーザーは?父親として見習うべき点は?歴代受賞者も紹介!

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ベスト・ファーザー イエローリボン賞の受賞者について

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いままでにベスト・ファーザー イエローリボン賞を受賞した著名人は、総勢140名以上にも渡っています。それぞれが時代を駆け抜けた著名人であり、そして、良き父親と称された人たちです。

ここでは、数いる受賞者の中でも、特に有名な受賞者を紹介しましょう。

ベスト・ファーザー歴代受賞者ピックアップ-1【1892年~1999年】

1983年、第2回に長嶋茂雄氏が受賞しています。超一流の野球選手であり、そして超一流の野球監督となった長嶋茂雄氏は、父親としても超一流だったのでしょう。実際、息子の長嶋一茂氏は各種バラエティでも大きな活躍をしています。

1985年、第3回には手塚治虫氏が受賞しています。「鉄腕アトム」「ブラックジャック」といった、後世にまで名を残す漫画を作り、「神様」と呼ばれた手塚氏は、家庭においてもよい父親だったのでしょう。手塚氏の娘は、現在手塚プロダクションを管轄しており、偉大な父親が作った遺産をしっかりと管理しています。

1987年、第6回には武田鉄矢氏が受賞しています。ドラマにおける熱血な教師役として有名な武田鉄矢氏ですが、もしかしたら家庭においても、熱血な指導を行っていたのかもしれません。

ベスト・ファーザー歴代受賞者ピックアップ-2【2000年~2018年】

2001年、第20回には、羽生善治氏が受賞しています。栄誉賞を受賞したことでも名高い棋士ですが、父親としても、前に進み続ける子育てをしていたのでしょうか。

同様に2001年には、衝撃的なニュースでお茶の間を騒がせたカルロス・ゴーン氏が受賞しています。日産を引っ張ってきた経営手腕は、父親としても活かされていたのかもしれませんね。

2017年には、十一代目市川海老蔵氏が受賞しています。父親であり、芸の師匠である市川海老蔵氏の子どもは、厳しい教えを受けながらも、のびのびと育っていました。それだけ、海老蔵氏が「素敵な父親」なのでしょう。

2019年のベスト・ファーザー イエローリボン賞の受賞者は?

2019年6月5日(水)、2019年の「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」の授賞式が、パレスホテル東京で行われました。その中で、今年「素敵なお父さん」に選ばれた方々をご紹介します。

2019年ベスト・ファーザーに選ばれた人

2019年のベスト・ファーザー イエローリボン賞を受賞した方々は
・藤沢市長・鈴木恒夫氏
・早稲田大学ビジネススクール教授・入山章栄氏
・書道家・武田双雲氏
・俳優・佐藤二朗氏
・プロサッカー選手・アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)
の5名でした。

それぞれ活躍している場面は様々ですが、誰から見ても、「素敵なお父さん」たちばかりですね。

2019年ベスト・ファーザーの選考理由と父親像のポイント

ベスト・ファーザー選考委員会による、2019年ベスト・ファーザーに選ばれた5名の選考理由と父親像は以下の通りです。

藤沢市長・鈴木恒夫氏

選考理由
可能性を秘めたすべての子どもたちは将来の宝であり、その夢や希望をサポートできる体制を整えたいと語る慈愛溢れるまなざしは、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです。

父親像
主婦が幸せに暮らせる街ランキング1位(学研パブリッシング調べ)という藤沢市は、すなわち子育てしやすい街ということでもあり、子育てのために他地域から転入する若い世代も増えているとか。市全体での子育ての重要性を訴え、藤沢の魅力を高め、市民が誇りを持てる街づくりに邁進する鈴木市長。2人の息子さんは、口を出さずとも温かい眼差しで見守ると自主性が育つとの考えのもとで、焦らずおおらかに見守られ成人しました。朝、役所入りする前に通学途中の子供たちに声を掛けるのを日課としている、藤沢市の市民のつながり、絆を深めるのに一所懸命なお父さんです。

早稲田大学ビジネススクール教授・入山章栄氏

選考理由
社会が変化しても、人として大切なこと「人を傷つけない・仲間を思いやる」という基本を身につけさせたいと語るその姿勢は、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです。

父親像
世界最先端の経営理論を明快に解説しテレビでもおなじみの経営学者、入山教授。子育てにおいて最も重要なのは自己肯定感であり、経営に置き換えれば部下のモチベーションを高めることが最高重要事項であると語ります。その源泉は自己効力感、つまり自分はやればできそうだと自己肯定できれば心が折れにくくなり、幼少期に親から無償の愛をそそがれた経験が大きく関係するとのこと。挨拶の大切さ、食事のマナーには厳しく、親を気にすることなく自分で判断できるように育ってほしいという、小学6年の長男と小学2年の長女によりそう父親です。

書道家・武田双雲氏

選考理由
子どもの健やかな成長を願い、子どもの将来のために自主性を尊重し、自立心を育てるその前向きな姿勢はまさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです。

父親像
書道家・武田双葉を母にもち、理科系の大学を卒業しNTTに勤務の後、書道家として活動を開始、NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ多くの題字やロゴ等を手がける武田さん。子育てのモットーは、好物を食べる時のように愛おしみ、その瞬間、瞬間を味わうことですと語る2男1女のお父さんです。子供の健やかな成長を無条件に喜び、何かを無理強いすることなく自主性を重んじる子育ては、自身が両親に褒められつつ育てられ、反抗することが全くなかったという経験に基づくものです。書道家からアーティストへの飛躍を支えるのは、家族への愛情とその絆があるからこそです。

俳優・佐藤二朗氏

選考理由
子どもへのラブレターのつもりでツイッターをつづり、人の不幸を悲しみ、人の幸せを喜べる大人になって欲しいと語るそのあたたかな笑顔はまさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです。

父親像
独特の芸風でドラマや映画に引っ張りだこの俳優、佐藤二朗さん。脚本家や監督としてもその才脳を発揮し、最近は、クイズ番組の司会での出演の子供たちとの巧妙なやりとりが評判でもあります。父親として息子にのぞむことは、競争社会で勝ち抜く努力ができる人、結果負けたとしても何くそっと歯を食いしばる強さを持った人、自分のやりたいことができる人、やりたいことでなくても笑顔でできる人など言葉が続きますが、何にもまして重要なのは、人の不幸をちゃんと悲しみ、人の幸せをちゃんと喜ぶことができる大人になることと語ります。息子への思いは全ての子供たちへの思いでもあります。

プロサッカー選手・アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)

選考理由
家族と一緒に過ごすことが最もリラックスできる時間で、子どもの成長に合わせていつも寄り添っていたいと語るやさしいまなざしは、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです。

父親像
12歳でFCバルセロナの下部組織に加入、18歳という若さでプロデビューを飾って以来チームを数々のタイトルに導き、個人でも欧州最優秀選手賞など多くの受賞歴を持つ世界的トッププレイヤー、アンドレス・イニエスタ選手。2018年のヴィッセル神戸移籍に際しては妻と3人の子供たちを伴って来日しました。自身12歳で両親や故郷を離れ、淋しさから涙した経験から、家族一緒の生活を最優先し、オフの日には日本の歴史や文化を学べるような場所へも家族一緒に出掛けています。子供たちには、敬意、謙虚、信頼の気持ちを忘れず、自分が選んだ道を、失敗をも学びとして歩んでほしいとのこと。
出典:日本ファザーズ・デイ委員会

バックグラウンドや職業は全く違う5名ですが、ベスト・ファーザーの選考理由に共通していえるのは、「子供の成長を何よりも喜ぶ」、「子どもの、自立心や主体性、そして社会性が養われるように子育てしている」ということではないでしょうか。

ベスト・ファーザー受賞者に学ぶ! 素敵な父親を目指しましょう

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一般人がベスト・ファーザー イエローリボン賞を受賞することはできないかもしれません。しかし、この栄えある賞の受賞者に学ぶことはできます。

ベスト・ファーザー受賞者の、具体的な選考理由はそれぞれですが、受賞者に共通しているのは「良い父親」であろうとしていることです。仕事はもちろん、家事や育児などに参画していても、日常生活に忙殺されていると、ついつい、「すべてが仕事」という意識ばかりが先行し、家族、特に子どもが本来求めている「父親」としての姿を忘れてしまう方も少なくありません。

ベスト・ファーザーに選出されるような方の中には、目の回るような日常を過ごしている方もいます。それを思い出し、家に帰ってきたら、まず父親であることを思い出しましょう。

できる限り「良い父親」であることを目指し、子どもの成長を自分ゴトとして楽しみ、家族や子どものことを考えて生活することが、ベスト・ファーザーに近づく手段なのです。

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