家庭でもできる防犯教育! その内容と重要性とは?

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防犯教育ってなに? その必要性とは

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子どもに関わる凶悪犯罪、事故が後を絶ちません。テクノロジーの進化によって、防犯対策の幅はかなり広くなりましたが、残念ながら、犯罪が完全になくなることはないのが現実です。

そんな現代において、立場の弱い子どもが安全に育っていくためには、社会が子どもを守るために色々な仕組みを作るだけでは足りません。子ども自身もまた、自分を守るための知識を身につけなければならないのです。

そのために重視されるようになったのが、防犯教育です。防犯教育とは、犯罪に巻き込まれないための適切な思考をしつつ、日々の生活が安全になるよう、行動をとることができるようになることをいいます。

では、そうした防犯教育は、具体的にどのようなことを行い、どのようなことを目指すのでしょうか。以下では、防犯教育が目指す子どもの姿と、防犯教育の具体的な内容について触れていきましょう。

防犯教育はどんな子どもを目指して行われるの?

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全ての教育は、望ましい子どもの姿を目標にして行われます。例えば、国語であれば「正しく日本語を使える子ども」が大抵の望ましい子どもの姿として設定されているのです。

では、防犯教育が目指す子どもの姿とは、どのようなものでしょうか。その根底にあるのは、子ども犯罪から守ろうとする思考です。しかし、外にも出ず、人とは関わらず、閉鎖的な空間で育つような子どもは、犯罪から守られはしますが、健康的な子どもとはいえません。

日本の防犯教育が目指す子どもは、端的に言えば、「犯罪に関する知識のある子ども」「犯罪に関わらない子ども」「万が一のことがあった際、危険を回避することのできる子ども」が、3つの柱になるでしょう。

以下では、日本の防犯教育が目指す、望ましい形の子どもについて解説していきます。

犯罪に関する知識のある子どもとは?

端的に言えば、「社会に悪意を持っている人がいることを知っている子ども」のことです。少し前までは、こうした犯罪者に関する知識は、「知らない人についていかない」という言葉に集約されていました。

というのも、かつて犯罪者が子どもを狙うことができたのは、実際に子どもと接触する場合に限られたからです。しかし、現代においてはインターネットをはじめとして、顔を見せずに子どもに近づく方法はたくさんあり、「知り合い」が犯罪者でないとも限らないのです。

よって、犯罪者がどのような形で近づいてくるのか、ということを子ども側も知らなければなくなりました。そうした知識を身に着けるための教育が、防犯教育です。

具体的には、「インターネット上のやり取りは信用しすぎない」「悪い目的でコンタクトを取ってくる人がいる」「簡単に住所や本名など、リアルな生活に関する情報を開示しない」といったものが、現代の防犯知識としては、知っておくべきものといえます。

犯罪に関わらない子どもとは?

犯罪に関わらない子どもとは、好奇心等から犯罪に関わることをしない子どものことです。子どもが犯罪に巻き込まれることは少なくありませんが、同様に、少年犯罪に手を染める子どもも少なくありません。

少年法があるとはいえ、一度の過ちで人生がメチャクチャになってしまった子どもの数はそれこそ数え切れないほどあるでしょう。そうした失敗をしないような、「犯罪に関わらない子ども」も、防犯教育が目指すべき子どもの姿のひとつです。

例えば、子どもでも気軽に触れられてしまう犯罪行為のひとつに、インターネットを使った違法ダウンロード、違法視聴などが挙げられます。こうしたサイバー犯罪は、子どもにインターネットを使わせるのなら周知を徹底し、なぜやってはならないのか、大人がしっかりと伝えるべきなのです。

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