家庭でもできる防犯教育! その内容と重要性とは?

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危険を回避することのできる子どもとは?

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危険を回避することのできる子どもとは、万が一何らかの犯罪・ないしは危険に巻き込まれたとしても、正しい対処法で自分を守ることのできる子どものことをいいます。

例えば、通学路で怪しい人物に追いかけられたとしたら、近くの人に助けを求めることができる子ども、「危険を回避できる子ども」に該当するでしょう。また、実際に被害にあわなくとも、知らない人に声をかけられたら、あまり近づかない、相手のことを信用しすぎない、というのも、危険の回避のひとつです。

こうした危険の回避法は、簡単なように見えて、実際その場に居あわせると、どうしても忘れてしまいます。インターネット上であれば、架空請求などがその典型でしょう。

正しい知識があれば無視を決め込むのが当然の対処法なのですが、知識に乏しい子どもは、恐怖のあまり名前や住所を入力してしまい、結果として犯罪に巻き込まれてしまうこともあります。

そうした事態に陥らないため、あらかじめ巻き込まれたどうするのかということを知らせておくのが、防犯教育の役割のひとつなのです。

学校の防犯教育はどのようなことをしている?

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では、上述した子どもを実現するため、学校は実際にどのような防犯教育を行っているのでしょうか。

具体的に何を行っているのかは、それぞれの学校と担任の教師によって異なります。ただ、多くの場合は担任の先生が教鞭をとり、学年に応じた知識を周知しているようです。

以下では、そうした数多くの防犯教育の実践のうち、代表的なものを取り上げて紹介します。

学校における防犯教育の実践1:  知識として学ばせる

最も多い形の防犯教育です。通常の教科のように、犯罪に関する参考資料を印刷して手に取り、子どもがそれを読み上げて知識として吸収する、という形が多いようです。また、より子どもに分かりやすくするために、映像教材を利用することもあります。

いずれの場合も、大切なのは子どもの年齢に応じて、わかりやすい表現を選ぶということです。小学校1年生の子どもに対して、ハッキングやクラッキングといったサイバー犯罪の仕組みを伝えても、いまいちわからないでしょうし、逆に中学生に対して擬人化した寸劇を見せても、反応はよくないでしょう。

よって、実践の場で使われる教材は、教師の裁量によって異なります。

小学生向けの標語としては、「いかのおすし」という単語が使われることが多いようです。これは、「いかない」「のらない」「おおごえをだす」「すぐににげる」「しらせる」といった、犯罪から身を守る方法を覚えやすいようにしたものです。

中学生・高校生になると、もっと内容を高度化させ、「なぜ知らない人に声をかけるのが危険なのか」「具体的な事件事例」などを示して、犯罪への知識を高めていきます。

学校における防犯教育の実践2: ロールプレイをする

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多くの学校において、不審者への対応訓練として行われる形の防犯教育です。例えば、教師のひとりが不審者役をして、それに対する対応をあらかじめ訓練しておくのが典型的でしょう。

学校によっては、事前の連絡をほとんど行わず、実際に外部の人を招いて不審者への対応を訓練するような、本格的な訓練を行う場所も存在します。

昨今では、インターネットを使ったロールプレイの形の防犯教育を行う場合もあるようです。例えば、インターネットで知らない人を装った先生が子どもに対してコンタクトを取り、それをモデルケースとして犯罪への理解を深めていく、という形です。

ロールプレイ型の実践は、事前準備が大変で大規模なものになる反面、子どもたちの中に経験として結実するので、わかりやすく、それでいて記憶に残りやすい点が魅力的だといえるでしょう。

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