男のステータスを上げるパテックフィリップ!人気の4シリーズ

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パパはパテックフィリップという時計メーカーにどんなイメージをお持ちですか。

パテックフィリップはスイスの高級時計メーカーでも、最高峰と呼び声の高いブランドです。この名声を支えているのは、素材選びから製造に至るまで一切の妥協を許さない厳しい姿勢により生み出されている、数多くの複雑で精巧な機構を持つ製品群にほかなりません。

ここでは、世界3大時計メーカーの1つともいわれるパテックフィリップの歴史や特徴、人気のシリーズ、さらには一味違うアンティークウォッチなど、さまざまな魅力をお伝えします。

 

 

開発力の高さと高貴なデザインを併せ持つパテックフィリップ

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パテックフィリップは最初にも触れたように、高い開発力と品質に高貴なデザインを併せ持った、世界一ステータス性のある時計メーカーです。

通常多くの時計メーカーでは、ひとつのシリーズの中のハイエンドモデルとして、複雑な機構を搭載したモデルがラインナップされますが、パテックフィリップではこのようなモデルのみでシリーズが構成されています。

腕時計の中でも上位機能とされる複雑機構のトゥールビヨンや、永久カレンダー、スプリットセコンド、リピーター、天文時計などが複数搭載されることも珍しくなく、開発力の高さを象徴しているといえるでしょう。

 

また、時計業界で権威と伝統のある品質規定、「ジュネーブシール」を全ての機械式時計で取得した上に、2009年からはさらに厳格な社内規定「パテックフィリップシール」を設け、品質が極められています。

ここまで高い品質を誇るにもかかわらず、デザインはあくまで控えめで、かつ高い美的完成度で仕上げられています。シンプルで普遍性の高いデザインでありながら、ゴールドやプラチナなどの素材を厳選することはもとより、これらを組み合わせるバランス、配色、素材の磨き方など細部にまで徹底したこだわりが見られます。

 

一般的によく知られている高級時計にはロレックスがありますが、時計業界においては、ヴァシュロンコンスタンタンとオーデマピゲ、そしてパテックフィリップが「世界三大メーカー」と呼ばれ、その中でもパテックフィリップは最高峰とされています。

高級時計を所有する目的のひとつにステータス性がありますが、パテックフィリップは十分にこの点を満たしているといえるのです。

パテックフィリップの歴史|女王や西欧の王侯貴族に愛された時計

パテックフィリップはポーランドから亡命した貴族、アントワーヌ・ド・パテックと時計師のフランソワ・チャペックによって1839年に設立されました。

1851年にはチャペックに代わり、ジャン・アドリアン・フィリップがパートナーとなり、二人の姓をとって、「パテックフィリップ」という社名が誕生しました。フィリップはもともと現在の腕時計に一般的に用いられている、巻き上げと針合わせをリューズで行う機構の発明者で、それまでの不便な鍵巻き式の時計に終止符を打った人物です。

パテックフィリップは当時革新的だったこの機構を生かし、多くの傑作時計を世に送り出しました。それらはどれも優美なデザインの懐中時計で、ヴィクトリア女王をはじめとして、西欧の王侯貴族や一流芸術家、科学者たちにも愛されたのです。

20世紀前半にはアメリカの自動車王パッカードや銀行家グレーブスが競うように超複雑時計をパテックフィリップに注文し、現在まで語り継がれる伝説となっています。

1989年には創業150周年を迎え、このとき発表された記念モデル「キャリバー89」はパテックフィリップにおける伝統的な時計技術の集大成として33の複雑機構を搭載し、世界で最も複雑な懐中時計として世界を驚かせました。

パテックフィリップを所有する著名人

パテックフィリップは実用性もさることながら、そのステータス性があいまって成功の証として所有している著名人も少なくありません。かつてはアインシュタインやキュリー夫人、ウォルトディズニー、クラークゲーブルなどが愛用していたといわれています。

現在でも、チャリーシーンやプーチン大統領、ブッシュ元大統領といった世界的に著名な人物が身に着けています。日本の俳優では、石田純一氏や岩城滉一氏が愛用者として知られています。

このほかにも、タレントやプロスポーツ選手、さらには日本の皇族まで、多くのセレブがパテックフィリップを愛用しているのです。

 

パテックフィリップの中でも人気の4シリーズ

スイスのジュネーブには、パテックフィリップが設立したミュージアムがあります。ここには約1000点に及ぶ歴史的な傑作が展示されており、時計機構とデザインが探求し尽くされたパテックフィリップの製品を知ることができます。

このようにパテックフィリップには数多くの製品がありますが、今まさに人気のあるシリーズを見てみましょう。

パテックフィリップの代表作:カラトラバ

パテックフィリップの代表作といってもいいシリーズがカラトラバです。カラトラバは1932年に誕生して以降、シンプルで飽きのこないデザインで常に時代にフィットし、ドレスウォッチの定番として愛されてきました。

ドイツの美術学校を源流とする合理主義的、機能主義的芸術の「バウハウス」では、「機能がフォルムを決定する」とされる哲学があり、カラトラバはこの考え方から生まれたともいわれています。

スペインで活躍したカラトラバ騎士団に由来するといわれているパテックフィリップのエンブレム「カラトラバ十字」をシリーズ名に冠したカラトラバはパテックフィリップの象徴ともいえるもモデルです。カラトラバシリーズの中でも有名なシリーズは96シリーズで、シンプルがゆえにごまかしがきかない究極の機能美は人びとを魅了し続けています。

出典:https://www.patek.com/ja/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

スポーツウォッチの最高峰:ノーチラス

スポーツウォッチの最高峰といわれるノーチラスは1976年に登場したスポーツマンにおすすめのシリーズです。

高級時計は、かつてゴールドを多用し、スリムなフォルムが定番でしたが、大型のステンレススチールが用いられた斬新なデザインフォルムはその常識を覆しました。この力強いフォルムは潜水艦「ノーチラス号」の舷窓から着想を得たとされ、ノーチラスをデザインした伝説的な時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタの代表作の1つとなりました。

ノーチラスシリーズの中でも存在感のある「ノーチラス5711-1A」は、機能的に最高峰であるばかりでなく、竜頭を巻く際の独特の音が時計通を魅了し、高い評価を得ています。高級時計でありながらアクティブなシーンにマッチするモデルでもあります。

 

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ビジネスにもアクティブにも活躍する:アクアノート

アクアノートは1997年に発表され、現在は5つのモデルがあります。12気圧の防水仕様なので、ビジネスシーンのみならず、アクティブなシーンでも活躍するモデルとなっています。

デイト表示機能が備えたエクストララージと、二カ国の時刻が確認できるデュアルタイムゾーン機構を備えたトラベルタイムの2種類があり、素材もステンレススチールとローズゴールドの2つがあります。ゆるやかな八角形のケースデザインとアラビア数字のインデックスは視認性に優れ、牽引耐性、紫外線耐性が高いオリジナルのラバー素材、トロピカルバンドを採用しているのが特徴です。

ケースバックは全モデル、スケルトンデザインとなっていて、エクストララージにはステンレススチール素材のブレスレットタイプも展開しています。

アクアノートシリーズの中で最も人気があるのは「アクアノートエクストララージ5167A-001」で、薄くシンプルでありながら立体的な文字盤が美しく、ケースサイズ40mmという大型の腕時計にもかかわらず、驚くほどの軽量化を実現したモデルとなっています。

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世界主要都市の時刻が見られる:ワールドタイム

ワールドタイムとは、腕時計のひとつの機能でもあり、現在地以外にも世界の主要都市の時刻を知ることができるもので、「ワールドタイム機能」と呼ばれます。

1930年代、航空機技術の進歩により、人びとの行動範囲が飛躍的に広がると、世界各主要都市の時刻を即座に把握できる腕時計が求められました。そこで開発されたのがワールドタイムで、高級腕時計メーカーの中でも特に製造に注力しているのがパテックフィリップです。

ジュネーブの時計師ルイ・コティエが開発した世界初の「ワールドタイムモデル1415-1HU」はパテックフィリップによって商品化され、この腕時計に搭載された機構は「ルイ・コティエ式ワールドタイマー」と呼ばれ、現在のワールドタイム機能のスタンダードとなっています。

2016年10年ぶりにモデルチェンジされたのが「ワールドタイム5230G-001」で、1960年代のスタイルを彷彿させるスタイリッシュなデザインながら、ラグやケースの形状、針の変更によって、新たなるワールドタイムの誕生を印象付けています。

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レディース人気も高いパテックフィリップ

かつて英国のヴィクトリア女王がブローチ型の懐中時計を購入したことでも知られるパテックフィリップは女性にも人気があります。近年では、デザインだけではなく、ムーブメントにもこだわる女性が増えつつあり、本格的な複雑機能を搭載した腕時計を多くリリースしています。

このうち、「レディス・ファースト・パーペチュアル・カレンダー Ref.7140」は月ごとの日数の違いや、月の満ち欠けを表現したムーンフェイズを搭載し、優雅な曲線を描いたブランドロゴはダイヤモンドベゼルとあいまって名品にふさわしいオーラに満ちています。一度目にすれば、その完璧なデザインバランスにママもきっと魅了されるに違いありません。

 

パテックフィリップ アンティーク時計の魅力

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アンティークウォッチとは、大まかにはアールヌーヴォーの影響を受けた19世紀末から、機械式時計がもっとも繁栄していた1960年代頃に製造され、50年~100年が経過しているものを指します。

機械による大量生産では決して造り出せない曲線美や立体感が特徴で、長く使える道具としての時計の本来の姿が魅力です。機械式時計の頂点に君臨しているパテックフィリップは、アンティークウォッチの世界でも別格の存在となっていて、パテックフィリップの代名詞であるカラトラバも、1960年代以前には現在よりもさらに手間のかかった仕様で、現在の製品より価値が高いほどです。

ただし、アンティークウォッチの場合、現代では常識となっている衝撃対策や防水が施されていないため注意が必要で、衝撃や振動で時計の心臓部が壊れてしまったり、特に湿度の高い日本では、水没させることはおろか、夏場に身につけているだけで内部が錆びてしまうこともあります。それだけアンティークウォッチは繊細なものでもあるのです。

パテックフィリップアンティークを取り扱っている店舗

状態のよいアンティークウォッチは徐々にその数が減ってきているのが現状ですが、パテックフィリップをはじめ、アンティークウォッチの名作が取り扱われているショップもありますので、そのいくつかをご紹介します。

Carse

出典:http://www.antiquewatch-carese.com/index.html

東京都内でアンティークウォッチといえばCarseですが、商品の回転がはやく、目の保養にも最適です。表参道ヒルズにはレディース時計の専門店もあります。

Private Eyes

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委託販売も行っており、たくさんの商品が陳列されています。1920年代~50年代多く取り揃えられているのが特徴です。

shellman

出典:http://www.shellman.co.jp/vintage/index.html

メンテナンスの行き届いた商品が整然と並べられているショップです。パティック・フィリップをはじめとした超高級腕時計を取り扱っています。

 

パテックフィリップの価格帯は?

所有すること自体がステータスとなっているパテックフィリップは、定番のカラトラバでも130万円程度から430万円程度と、新車に匹敵するほどの価格となっています。

創業175周年を記念して製作された世界で7本限定の「グランドマスターチャイム5175」は、タイムピースの開発や製造、組立てに延べ10万時間が費やされたとされ、価格は3億900万円とまさに破格です。

また、腕に付ける芸術彫刻ともいわれる「スカイムーントゥールビヨン6002」も1億5000万円と、最高峰の超高級腕時計といえるでしょう。

このように、高額なパテックフィリップは中古の相場も同様で、100万円を超える価格で取引されるものも少なくありません。さらに、アンティークウォッチともなれば5億円以上で落札された事例もあるほどです。

 

 

パテックフィリップの持つステータス性は所有する者に高い満足感を与え、高貴なデザインは品格を象徴します。それが、多くの富裕層に支持されている理由でもあります。これを支えているのは高い開発力と品質に他ならず、パテックフィリップは「完璧」と例えても過言ではない高級時計ブランドなのです。

一度手に入れると他の時計が着けられなくなるともいわれるパテックフィリップ、パパも興味が湧いてきたのではないでしょうか。

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