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アクティビティ向き!SONYの「アクションカム」
近年、「アクションカム」と呼ばれているカメラが流行っていることをご存知でしょうか?
アクションカムとは、ソニーが販売しているカメラのこと。「ウェアラブルカメラ」や「アクションカメラ」などと呼ばれることもあり、自転車やバイク、ヘルメットなどに装着して動きのある映像を迫力満点で撮影できるのが魅力です。
通常のカメラと違い、ソニーのアクションカムは小型で軽量なのが特徴で、アクティビティに向いているとされています。
そこでこちらではソニーのアクションカムの製品について、比較してみます。
SONY「アクションカム」3シリーズを徹底比較!
アクティビティで本領発揮|デジタルHDビデオカメラレコーダー アクションカム HDR-AS300/AS300R
(参考価格¥39,880~(税抜き))
こちらのソニーのアクションカム「HDR-AS300/AS300R」は、何と言っても圧倒的にブレに強いのが魅力。
というのも、「空間光学手ブレ補正」という機能が搭載されているからなんです。カメラ本体が動いたとしてもブレを軽減するため、自転車などのアクティビティの撮影にぴったり。また、このブレ補正を使いながらズーム機能や画角設定も可能なので、対象への欲しいアングルを実現することが出来ます。
カメラと離れた場所から操作できる「ライブビューリモコン」も従来モデルよりも30%小型になり、3mの防水機能付き。サーフィンや雨の日でも臆することなく使うことが出来ますね。
Wi-Fi機能が搭載されているので無料モバイルアプリのPlayMemories Mobileをインストールしておくと、「撮影前のアングル確認」や「録画中のモニタリング」、「カメラのリモコン操作」を確認することが出来ます。
・イメージセンサー:1/2.5型 Exmor R CMOSセンサー
・総画素数 :約857万画素
・最短撮影距離 :50cm
・風きり音ノイズ低減(切/入)
・風音低域 :自動
・動画撮影時重量 :約109g
などのスペックとなっています。
4Kで撮影できる!|デジタル4Kビデオカメラレコーダー アクションカム FDR-X3000/X3000R
(参考価格¥49,880~(税抜き))
こちらのソニーのアクションカム「FDR-X3000/X3000R」は、上記「HDR-AS300/AS300R」のブレ防止機能とリモコンの操作機能は同じですが、最大の魅力はより臨場感のある映像を記録することが出来る4k対応であるということでしょう。フルハイビジョンの4倍もの画素数を持つ4K映像を30p/100Mbpsで記録に残すことが可能です。
画面周辺部の歪みを軽減させるドイツの「ZEISS(R)(ツァイス)テッサーレンズ」を採用。こちらは新型レンズであり、レンズ表面には多層膜コーティングを施し、光の乱反射によるゴーストやフレアを効果的に抑制するという働きがあります。
「Exmor R CMOSセンサー」を搭載しているので、夜景や暗い場所での撮影に威力を発揮。ノイズを低減し、美しく鮮やかに撮ることが可能です。
新しい画像処理エンジン「BIONZ X」の搭載により、人物や動きなどより忠実で高繊細の映像を実現することが出来る様に。
・イメージセンサー:1/2.5型 Exmor R CMOSセンサー
・総画素数 :約857万画素
・最短撮影距離 :50cm
・風きり音ノイズ低減(切/入)
・風音低域 :自動
・撮影時重量 :約114g
などのスペックとなります。
初心者にぴったり!|デジタルHDビデオカメラレコーダー アクションカム HDR-AS50/AS50R
(参考価格¥24,880~(税抜き))
本体の重量が83gとアクションカムの中でも軽量なのが魅力。その為風圧を受けにくいので、激しく動くアクティビティの撮影にも向いていますね。
アイコン表示の新ユーザーインターフェースを採用しているので、初心者でも分かりやすいのが嬉しいポイント。
三脚ねじ穴搭載ボディなので、様々なアクセサリーに本体のまま装着することが可能です。
60m防水ハウジングが付属しており、防塵性・耐衝撃性・耐低温性も確保出来ます。(ただし、全てのシーンに対応できるとは限りません。)
連続撮影時間165分のバッテリーを採用しているので、長時間使うことが出来ます。
・イメージセンサー:1/2.3型 Exmor R CMOSセンサー
・総画素数 :約1680万画素
・最短撮影距離 :30cm
・風きり音ノイズ低減(切/入)
・風音低域 :自動
・撮影時重量 :約83g
などのスペックになります。
SONY「アクションカム」のおすすめアクセサリー5選
ソニーのアクションカムがさらに便利になるようなおすすめのアクセサリーの厳選5アイテムをご紹介します。選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
SONYアクションカムのおすすめアクセサリー①:ジンバル
フェイユーテッ製アクションカム用ジンバル「G5GS」 (参考価格:¥32,562(税込み))
ジンバルとは「1つの軸を中心として物体を回転させる回転台」を意味する単語で、アクションカムなどで利用する時の意味としては「スムーズな映像を撮るための回転台付きグリップ」と言うのが正解でしょう。しっかりアクションカムを固定することでブレを防ぎ、より綺麗な映像を撮影することが出来るのです。
こちらの商品はアクションカム専用のもので、簡単な操作性が魅力。また、世界初の生活防水機能を搭載しており、突然の雨や水辺での撮影でも安心して利用できます。
全軸360°回転するのもポイントで、バッテリーは7時間も長持ちするので旅行にも最適ですね。
SONYアクションカムのおすすめアクセサリー②:マウント
ロールバーマウント(VCT-RBM2) (参考価格:¥4,250(税抜き))
25-65mmの幅広い径のバーに取り付け可能なこちらのマウントは、しっかりとアクションカムを固定してくれます。ダイアルネジで画角も変えることが出来、初心者でも簡単に操作することが可能。
SONYアクションカムのおすすめアクセサリー③:曇り止めシート
曇り止めシート(AKA-AF1) (参考価格:¥2,010(税抜き))
約200回利用できる曇り止めシートで、アクションカムに使用することが出来ます。
付属のウォータープルーフケース内にシートを入れることで、暖かい場所や寒い場所など、温度差で生じるケース内の曇りを防止。使用後は自然乾燥でOKなのでお手入れも簡単ですね。
SONYアクションカムのおすすめアクセサリー④:防水ケース
アンダーウォーターハウジング(MPK-UWH1) (参考価格:¥6,380(税抜き))
アクションカムの上にかぶせる形のケースで、あらゆるシーンにおいてアクションカムを強力に保護するアイテムです。
水深60mまで対応し、連続30分対応。防塵・耐衝撃もあり安心してアクションカムを利用することが出来ます。
SONYアクションカムのおすすめアクセサリー⑤:振動軽減アイテム
モーターバイブレーションアブソーバー(AKA-MVA) (参考価格:¥1,380(税抜き))
エンジンやモーターによる画像の歪みやピントのボケを軽減するためのアイテムで、オートバイなどのハンドルに装着するなどして使用します。
ただし細かなブレなども気になる様でしたら別売りのハンドルバーマウント(VCT-HM2)やロールバーマウント(VCT-RBM2)と組み合わせることをおすすめします。
バイクのツーリング動画を撮るには?|アクションカム以外にあると便利な物・必要なもの
バイクで旅をして回ることをツーリングと言いますが、どうせ旅に出るなら綺麗な景色などをしっかりと記録したいですよね。
そこでアクションカムで撮影する際に必要なもの・便利なものをご紹介します。
①外部マイク
アクションカムとして合わせて使いたいのが、外部マイクです。
そのままの音声だとどうしても雑音や風の音がが入ったりと聞き取りにくくなりますが、外部マイクがあると音声を綺麗に録音してくれます。
おすすめ:SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン ECM-CS3
こちらの商品はアクションカメラの附属品としても人気があります。1つ持っていると重宝しますよ。
②MicroSDカード
アクションカムを利用する時には当然記録するものが必要ですね。
おすすめ:メモリーカード SR-UYAシリーズ
こちらはソニーの4K動画対応カメラでXAVC S形式の動画をSDHCメモリーカードで、「防水」「耐久性」「耐温度」「耐X線」の効能を実現した安心設計が魅力的です。
③マウント
ツーリングではアクションカムがぶれるのを防ぐためにも、しっかり固定してくれるマウントが必要です。
使う種類や使いたい目的により固定の器具も異なるので注意しましょう。
おすすめ:ユニバーサルヘッドマウントキット BLT-UHM1
どのヘルメットタイプにも付けることが出来るマウントで、しっかりと固定してくれるのが魅力です。
④予備のバッテリーパック
長時間の撮影をする時には、その都度、充電することが出来ませんよね。そこでおすすめなのが予備のバッテリーパックです。
おすすめ:アクセサリーキット ACC-TRBX
こちらの商品はアクションカム用のものになります。バッテリーとバッテリーチャージャーがセットになっているものです。
バッテリーだけならこちら:リチャージャブルバッテリーパック NP-BX1
SONYの「アクションカム」シリーズとGoPro「HERO」シリーズの違いは?
それではアクションカメラの代表でもあるGoProと、国内製では圧倒的に人気を誇るSONYのアクションカムとの違いとは何なのでしょうか?
こちらでどれぞれの違いについて解説します。
GoPro「HERO」 SONY「アクションカム」
デザイン性:格好良く種類が多い 国内メーカーらしいしっかりした作り
手振れ補正:付いてはいるがそこそこ ジンバルを付けたかのような最強補正
暗所撮影 :撮ることは可能 暗がりに強く綺麗
修理 :専門修理やに依頼 国内メーカーなので迅速に対応
価格 :手振れ補正ありで10万円 5万円ほどから購入可能
持ちやすさ:マウント別売り グリップが付属している
耐久性 :非常に強い 強い
ライブビュー:あり なし
水中撮影 :音も録音可能 やや悪い(防水ケースに入れての撮影)
以上、主な機能について比較しましたが、基本的にはGoProは衝撃に強く激しく動くアクティビティなどに向いていると言えますね。また防水機能がしっかり付いているので水中撮影などに適しています。
一方で、アクションカムは手振れ補正が強力なので、自分で持って撮影する動画やツーリングなどの陸上でのアクション撮影に向いていると言えるでしょう。防水機能は付いてはいるものの、GoProと比べるとピンぼけするのであまり向いていないとされています。