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「確定拠出年金」はデメリットを理解して上手に付き合おう!

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確定拠出年金には加入するべき?|加入の際はデメリットを知って上手な付き合い方を

近年、話題になっている「確定拠出年金(日本版401K)」。

老後のことを考えると、加入して少しでも使えるお金を増やしておきたいですよね。また、ここ最近では確定拠出年金を利用する企業も増え、加入せざるを得ない方もいるでしょう。

実は、確定拠出年金はデメリットから考えると、入る必要が無いという結論に達する方も多いのだとか。

こちらでは、確定拠出年金についてのデメリットや、もし加入する際の上手な付き合い方などをご紹介します。

 

確定拠出年金の3デメリット|途中解約不可・60歳まで引き出し不可・特別法人税がかかる

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こちらでは、知っておきたい確定拠出年金の主なデメリットを3つほどまとめました。

確定拠出年金のデメリット①:途中解約が出来ない

実は確定拠出年金は、1度入ると途中解約をすることが出来ません。これは最大のデメリットと言えますよね。

しかし、一時停止することが出来るので、もしも支払いが厳しいという方は申し出ましょう。ただしあくまで一時停止ということと、わずかではありますが月に数十円の維持手数料を支払わなければならないので注意が必要です。

確定拠出年金のデメリット②:60歳まで引き出せない

確定拠出年金のデメリットとして、受け取り期間を60~70歳の間で選択し、必ず受給を開始しなければならないことがあります。

つまり、それまでにまとまったお金が必要になっても、途中で引き出すことが出来ないのです。覚えておきましょう。

確定拠出年金のデメリット③:特別法人税がかかる

確定拠出年金のデメリットとして、特別法人税がかかることも挙げられます。

毎年の資産運用残高に対して、特別法人税が1.173%かかることになっているので注意しましょう。しかし、今現在この決まりは凍結され続けているので、まだ課税をされたことは1度もありません。

加入されている方や加入予定の方は、随時確認を行いましょう。

 

加入前に確認を!そもそも確定拠出年金とはどのような制度?

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今まで日本には3つの年金システムがありました。

それは20歳以上の人が加入をすることになっている国民年金、次にサラリーマンが加入する厚生年金、最後に従業員を対象に企業が行う企業年金制度です。それに加えて、新たに確定拠出年金制度が増えたということになります。

確定拠出年金には「個人型」と「企業型」がある

確定拠出年金は大きく分けて2種類あります。1つは「個人型」で、もう1つは「企業型」です。

今まで「年金」と言うと、「確定企業給付年金」のことを指していました。確定企業給付年金とは、企業などが支払った掛け金を生命保険や信託銀行などの金融機関が運用し、将来ある程度決まった金額が約束されているのが特徴です。個人年金や学資保険のようなものだと言えばわかりやすいですよね。

一方で確定型拠出年金は、掛け金を自分の口座に積み立てて運用していくというものになります。つまり、利益が出た場合は、将来的に給付金として戻ってくるというイメージです。ただデメリットとしては、一定額の保証はありません。

<個人型>

・個人が任意で加入(5,000円~)。

・企業年金の無い会社勤務の方や主婦の場合は、23,000円までを上限とし、支払い金額も自分で決めることが可能。

・自営業者の方などの国民年金のみ加入の方は、68,000円までが上限で、年間支払額の816,000円の全額を所得から控除することが出来る。

・企業年金が用意されている会社に勤務の場合や公務員は、12,000円が上限となる。

 

<企業型>

・強制加入となる(ただし、勤めている企業に企業型の確定拠出年金制度が無い場合、加入希望者は個人年金に加入することとする)。

・企業が掛け金を拠出したり、折半となることもある。

 

確定拠出年金にメリットはあるの?|所得控除・低コストなど

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デメリットの方が多いと言われている確定拠出年金ですが、実際にメリットはあるのでしょうか?こちらでいくつかまとめてみます。

確定拠出年金のメリット①:掛金が全額所得控除になる

実は確定拠出年金の最大のメリットは、掛け金が全額所得控除になることにあります。

月に20,000円ずつ掛けた場合、1年間で240,000円を所得から差し引くことが出来るシステムなのです。この金額は年末調整で還付されることとなっており、住民税などもその分安くなり節税になります。

確定拠出年金のメリット②:運用が低コストで済む

確定拠出年金は掛けられる金額に上限が設定されていることもあり、日常に密着した「現実的な老後資金の積み立て」と言われています。

上限金額の他にも、口座管理手数料や国民年金基金連合会、運営管理機関などに支払わなければならないものもあります。しかし、全体的に低コストで使いやすいのが特徴です。

確定拠出年金のメリット③:売買や資金分配が何度でもできる

確定拠出年金は、毎月の掛金で購入する運用商品の種類や配分、割合を変更することが出来ます。配分前には手数料がかからず、締め切り前なら何度でも可能です。

また配分変更を行っても、積み立ててきた割合は変わりません。しかし個人でやるには抵抗があるという方は、投資のプロ達に任せることが出来る場合もあります。

 

確定拠出年金と上手に付き合うための4つのポイント

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確定拠出年金について何となく理解してきた方も、実際にどの様に使えばデメリットを最小限にすることが出来るのかわから無い方も多いですよね。それではこちらで、確定拠出年金との上手な付き合い方をお教えします。

確定拠出年金との上手な付き合い方①:企業型に加入しなければいけない時は最低限に!

確定拠出年金の企業型に加入するのであれば、デメリット回避のためにも掛金の金額は最低限にしましょう。

最初にお伝えした様に、企業型の確定拠出年金に関しては折半や全額負担をしてくれるという所ももちろんありますが、基本的には掛金を最低の金額にしておいた方が良いでしょう。

確定拠出年金との上手な付き合い方②:自分の会社の年金制度を再確認する

まず確定拠出年金に興味を持った方は、デメリットを最小限にするために自分が勤めている会社の年金制度を確認することをおすすめします。

どの様な形態の年金かにより個人で入るのかどうかも決まるので、とても重要となるのです。

確定拠出年金との上手な付き合い方③:元本割れする可能性を理解しておく

実は確定拠出年金は加入者が出資をしている商品の6割が、元本保証型のものになります。

確定拠出年金は自分で商品を選んでから始めるシステムではありますが、実際に知識などが無かったり、決めるのが面倒だという方もいますよね。そんな時は会社の方で、自動的に元本保証型のものに加入する様になっている所も多くあります。しかしこれが、大きなデメリットに繋がる可能性があるのです。

一番心配なのが「元本割れ」です。元本保証型の保険の場合は、売却する際に解約控除を差し引かれることがあり、それが利息を上回ると元本割れを引き起こすことも。

また、定期預金の場合は金利を上回る解約手数料を取られることはありませんが、毎月運用手数料がかかっているのを忘れてはいけません。

確定拠出年金の運用資金が安く済む理由として、アドバイザーが派遣されないことも挙げられます。そのため、実際にどの商品がデメリットなのかがわかりにくということも問題視されているのです。

確定拠出年金との上手な付き合い方④:掛け金の一時停止と手数料を理解しておく

確定拠出年金は一度加入すると、途中解約することはできません。

基本的には60歳までは引き出すことが出来ないので、家計の悪化などで支払いが出来ない時は「一時停止」をすることになります。

しかし、この一時停止はあくまでも一定期間であり、その間にもしっかり手数料は取られてしまうというデメリットが。実際にどのくらいかかるのかは金融機関により変わるので、事前にチェックしておくことをおすすめします。

 

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