レオパードゲッコーを飼うには?|餌や長寿命な飼い方ポイントなど

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レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)って知っていますか?その可愛らしさにあの女優も夢中に!

レオパードゲッコーという生物をご存じでしょうか。

レオパードゲッコーはヤモリの一種で、和名を「ヒョウモントカゲモドキ」と言います。その名前の通り、ヒョウ柄のような身体の模様が特徴の一つ。品種によってカラフルな皮膚を持つものもあり、おとなしく動作がゆっくりとしていること、ヤモリの一種ながら壁に張り付くための器官がないため行方不明にならないこと、寿命が長く飼いやすいことからペットとして飼育されてきました。

最近では、女優の新垣結衣さんが飼育していることから、さらに人気が高まっています。

 

レオパードゲッコーは20年以上前からペットとして愛されています

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レオパードゲッコーはパキスタンやアフガニスタン、インドなどの西アジア、イラクなどの中東に生息する生き物です。生息しているのは平原で、昼間は岩陰などで天敵から身を隠し、夜になると行動を開始し、昆虫などをエサにしています。

レオパードゲッコーはペットとしてはかなりポピュラーなもので、日本には20年以上前からペットとして流通しています。以前は多くが生息地で捕獲されたものを輸入した個体でしたが、現地の情勢が不安定なことや、次第に野生動物の輸出入に対して規制が行われるようになり、現在ではすでに輸入されたものが飼育され、繁殖した個体が主として流通しています。

 

レオパードゲッコーはトカゲに近い生態を持つヤモリの仲間!

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レオパードゲッコーはヤモリの一種ですが、どちらかというとトカゲに近い生態を持っています。ヤモリはまぶたがなく瞬きをすることができませんが、トカゲはまぶたがあり、瞬きをすることができます。レオパードゲッコーはヤモリにも関わらずトカゲのようなまぶたがあり、目を閉じることができます。

またヤモリは指の裏に吸盤上の構造があり、壁や天井などに張り付くことができますが、トカゲはこの吸盤がありません。しかしレオパードゲッコーはヤモリのような吸盤がなく、壁や天井を移動することはできません。

しかしトカゲに近い部分があるといってもレオパードゲッコーが人を噛むことはほとんどありません。驚いたり、まだ環境に慣れない場合には口を開けて威嚇したりということもありますが、そこで更におびえさせるようなことをしなければ、噛まれるということはほとんどないといっていいでしょう。ただし、指でエサをあげたり、エサの匂いがついた状態で触ろうとした場合、エサと勘違いして噛みつかれることもありますが、注意深く接していれば大丈夫です。

 

レオパードゲッコーは種類が多い!魅力的なカラーリング4種

レオパードゲッコーは爬虫類の中でも種類が多く、カラーリングが様々なのも魅力の一つです。その中でも人気の4種類をご紹介します。

ノーマル

やわらかいアイボリー色の皮膚に黒のヒョウ柄が特徴的なカラーリングです。レオパードゲッコーの中でも一番野生の色味に近いといわれています。

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ハイイエロー

黄色の皮膚に黒のヒョウ柄の種類です。とても人気のカラーリングで、飼われている人も多いですが、黄色味は個体差が出るようです。

マックスノー

白い肌色に黒いヒョウ柄のカラーリングです。成長するにつれ、黄色に変わってくる場合も多く、モノトーン色が好きな方はスーパーマックスノーがおすすめです。

スーパーマックスノー

マックスノー同士を掛け合わせた種類で、綺麗なモノトーンが素敵です。

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レオパードゲッコーは丈夫で飼いやすい!より長生きさせる飼育のポイント!

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レオパードゲッコーは非常におとなしいだけでなく、人が触ることもでき、比較的丈夫で飼いやすい生き物と言われています。ただし、長生きさせるためには適切な環境で飼育することが必要です。

レオパードゲッコーの飼育には、まずこれを揃えましょう!

レオパードゲッコーを飼育する場合には、まずレオパードゲッコーを飼育するためのケージが必要になります。ケージにはプラスチックやガラス、アクリルのものがあり、それぞれ価格(値段)が異なります。

さらにレオパードゲッコーは自分で体温をコントロールできない変温動物なので、ケージの中の温度環境を調節できるヒーターや、温度を管理するための温度計も必要です。また、岩陰などに隠れる自然の環境に合わせたシェルターや、水入れなども必要になります。

レオパードゲッコーとはどこで出会える?レオパードゲッコーや飼育グッズは爬虫類や小動物専門のペットショップへ

レオパードゲッコーは熱帯魚や爬虫類、小動物を専門に扱うペットショップで比較的容易に入手することができます。

成体が販売されることもありますが、幼体のものが販売されていることもあります。幼体のほうが身体は小さく、かわいらしいと思える反面、動きが非常に素早いため、最初にレオパードゲッコーを飼育したいと思った場合は、成体から飼い始めるほうがいいでしょう。

レオパードゲッコーの値段は、個体差がありますが安い子だと3,000円~の値段になり、相場としては5,000円~8,000円程度の値段となっています。

レオパードゲッコーを飼育するときに必要なケージや道具類、エサなどもこれらのショップで販売しています。これらのショップはレオパードゲッコーを飼育しているときの相談窓口にもなってくれます。そのため、できるだけ自分の家や職場などに近い場所にあり、長年営業を続けている老舗で、コミュニケーションなどが取りやすいお店を選ぶといいでしょう。

レオパードゲッコーの販売ショップ1:ペットショップのコジマ(http://pets-kojima.com/

レオパードゲッコーの販売ショップ2:熱帯倶楽部(https://www.nettai.co.jp/

レオパードゲッコーが好む温度と湿度を保ち、快適な環境を整えてあげましょう!

レオパードゲッコーは自然の環境では25~30℃の温度で生活しています。そのため、ケージの中もこの程度の温度を保つことが必要です。低温にもある程度の耐性がありますが、どうしても温度が低くなると動きが悪くなるだけでなく、エサを食べなくなったり、きれいな身体の色がくすんでくるということもあるため、レオパードゲッコーが快適な温度をキープする必要があります。

また、レオパードゲッコーは脱皮をしながら成長していく生き物ですが、脱皮のときには一定の湿度が必要です。特に冬場は湿度が下がるため、40~60%をキープできるように注意しましょう。特に温度と比べると湿度は管理が難しく、つい忘れてしまうということもあるため、シェルターに水を含ませた素焼きのツボを用いたり、定期的に霧吹きを行って湿度をキープする方法もあります。

湿度が低いと脱皮不全を起こしたり等、レオパードゲッコーの健康を害することがあります。レオパードゲッコーは比較的寿命が長い生き物ですが、より長く一緒にいるためにも、ケージ内の温度や湿度管理は徹底して行うようにしましょう。

レオパードゲッコーの餌は昆虫!虫が苦手な人にはピンクマウスや人工飼料も

レオパードゲッコーは基本的には昆虫を主食としています。主なものとしてコオロギやミルワームなどが挙げられます。日本では入手しやすいということで、生きたコオロギを餌として与えることが多いようです。また、冷凍したピンクマウスも餌としてポピュラーです。

これらは生きているものや冷凍した状態で販売されていますが、どうしても虫が苦手という人の場合には人工飼料も販売されています。また、これら人工飼料の場合、どうしてもレオパードゲッコーの食いつきが悪くなることがあるため、コオロギの匂いを付着させるためのコオロギパウダーといったものも市販されています。

レオパードゲッコーの餌の頻度は週に1~2回程!

レオパードゲッコーはしっぽに脂肪を蓄えることができ、人間のように毎日3食食べる動物ではありません。餌の頻度は個体差もありますが、基本的に生まれてから3か月以内の赤ちゃんレオパードゲッコーなら毎日1回、生まれて3~6カ月の子供レオパードゲッコーになったら2~3日に1回程に減らし、1歳以上の大人になったら週に1~2回程にしましょう。

餌の量は食べるだけ与えることが多いですが、子供のレオパードゲッコーであればコオロギ2~4匹、大人のレオパードゲッコーなら4~6匹程を目安に与えてみましょう。生きているコオロギをレオパードゲッコーのケージに入れてもいいですが、食べた量を把握しづらかったり、コオロギが逃げ出してしまうデメリットもあります。

最初のうちは冷凍コオロギを解凍し、ピンセットでつまんでレオパードゲッコーの前に差し出してあげると食べる量を把握しやすいでしょう。基本的には生きている餌を好むので、ピンセットで与える場合は、少し揺らしてあげるとレオパードゲッコーの興味を惹きやすくなります。

また、餌の頻度だけではなく、水分補給にも気を遣いましょう。脱水状態を引き起こすと、食欲が低下するだけでなく、最悪死んでしまう可能性もあります。水分補給はこまめに行いましょう。

レオパードゲッコーを飼育するときは脱走とケージの大きさに注意しましょう!

飼育しようとしているレオパードゲッコーが幼体の場合、まず気を付けたいのがケージからの脱走です。レオパードゲッコーは穏やかな生き物で、壁を上ることができないため油断しがちですが、ケージのふたに隙間がある場合には、脱走することも珍しくありません。

さらにレオパードゲッコーは成長すると30センチ近い大きさになります。飼育しているケージが小さい場合、レオパードゲッコーは大きなストレスを感じることもあるので、成長したら大きくなるということを頭に入れてケージを選び、それを置くスペースをしっかり確保しておきましょう。

また、レオパードゲッコーは衛生的な環境を好みます。水入れや排泄物の掃除などはこまめに行うように注意しましょう。

 

レオパードゲッコーの寿命は10年前後。適切な環境で飼育した場合には30年生息した例も?

レオパードゲッコーの寿命は飼育下で約10年前後と言われていますが、野生下では、30年近く生息した例もあります。レオパードゲッコーは飼育環境に影響を受けやすいため、適切な環境で飼育しましょう。レオパードゲッコーの寿命をより長くするためには、先にご紹介した飼育ポイントに気を配ることが重要になります。

また、レオパードゲッコーは比較的丈夫とはいえ、病気になることもあります。レオパードゲッコーに起こりやすい病気にはどのようなものがあるのでしょうか。病気になった際の対応についても併せてみてみましょう。

レオパードゲッコーの病気はカルシウム不足や環境悪化に注意

まず多いのはカルシウム不足が原因で起こるクル病。これは骨の異常や骨折などを伴う病気で、投薬によって完治しますが、発見が遅れると危険な場合もあります。また、細菌感染症や寄生虫への感染もあります。これらは飼育環境の悪化やストレスなどが原因となることもあり、爬虫類専門の動物病院で診察が必要となります。

レオパードゲッコーは飼いやすい爬虫類ではありますが、温度・湿度管理や日頃の様子を観察して餌の頻度を調節したり等マメなケアは必要となります。また、何かあった際に慌てないよう爬虫類の診察が可能な動物病院を事前に探しておくことも大切です。犬や猫と違い、爬虫類の診察は動物病院も限られるため、近隣の動物病院や、夜間対応可能な動物病院等情報収集しておきましょう。レオパードゲッコーを購入したショップに聞いてみるのもおすすめです。

 

レオパードゲッコーの飼育にはありがちなトラブル…

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レオパードゲッコーはヤモリの仲間であるため、危険を感じると尾を切断することがあります。これは放っておくとまた生えてくることもありますが、成体の場合には元の大きさにならないことも少なくありません。また、明るすぎる環境で生息すると、身体の色が薄くなってしまうこともあります。

 

レオパードゲッコーは要注意外来生物?!外来生物法との関係は?

外来生物法とは、正式には「特定外来生物による生態系などに関わる被害防止に関する法律」といい、生態系に影響を与える外来生物の規制を行うものです。この外来生物は三つのカテゴリーに分けられています。

まず「特定外来生物」。これは環境に与える影響が極めて大きいため、飼育や輸入が原則的に禁止されている生物で、カミツキガメやウシガエル、セアカゴケグモなどが指定されています。

二つ目のカテゴリーは「未判定外来生物」。これは環境に影響を与えることが考えられるため、輸入者が届け出を義務づけられている生物です。

三つ目が「要注意外来生物」。これは今後、生態系に影響を与える生き物と考えられるため、適切な取り扱いが求められる生き物で、レオパードゲッコーはこの「要注意外来生物」に指定されています。

現在のところ、レオパードゲッコーによって生態系が悪影響を受けたと判断される事例は発生していませんが、レオパードゲッコーを飼育するときは、自分が日本に存在しない外来生物を飼育しているのだということは忘れないようにしましょう。

 

レオパードゲッコー飼育時に気を付けたい、動物愛護法

また、動物を飼育するときに気になるのが「動物愛護法」です。動物愛護法は動物の愛護と適切な管理を目的に作られた法律で、レオパードゲッコーもペットとして飼育する場合、動物愛護法が適用されます。動物愛護法の柱は「むやみに動物を繁殖させない」「動物が命を終えるまで適切に管理をする」などが中心となっている法律で、レオパードゲッコーも許可を受けずに繁殖させた場合、罰せられる対象となります。

この繁殖について動物愛護法は年に2回以上、または2頭以上と定めており、レオパードゲッコーは一度の繁殖で十数頭になることもあるため、つがいで飼育したいと言う人の場合、注意が必要です。また、動物愛護法は2013年の改正で実物を見ないままに販売することが禁止となっています。そのため、ネット通販などで購入することは基本的に許されていません。

 

レオパードゲッコーは室内で飼いやすく、触れ合いも楽しい!家族として長く付き合えます

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レオパードゲッコーは室内で飼育できるため、住宅環境を問わずペットにすることができます。熱帯魚などと異なり、触れ合うことでコミュニケーションが取れるということもあり、情操教育にも役に立ちます。また、10年というスパンで生息するため、生物の生と死について考えるきっかけになります。

 

レオパードゲッコーを家族として迎えてみませんか?

カラフルでチャーミング、飼いやすいことで人気のレオパードゲッコー。もちろん飼育には多くの苦労がありますが、その苦労に見合う安らぎを与えてくれることでしょう。もし興味が出てきた人は、家族でペットについて話をしてみてはいかがでしょうか。

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★★Special Thanks★★

Instagrammer / naoko.1424 様(https://www.instagram.com/naoko.1424/

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